「ミムラボ」のシューズ、届きました。
- 2017年10月30日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
先週の台風21号被害の余韻も冷めないなか、この週末も新たに台風が襲来しました。
中心は本州の南寄りに位置しつつ、太平洋を東に移動していく形でしたけど、それでも神戸は、強い雨と風でした。
各地での被害がさらに拡大することのないよう、迅速な対応を望みたいです・・・。
夏の終わり、シューズ職人・三村仁司さんに作製をお願いした、ランニングシューズが、先日、手元に届きました。
シューズ工房を訪ねて、計測してもらった際に、三村さんから「完成は10月下旬ぐらいかな・・・」、と伝えられていたこともあり、心の準備はできていました。
とはいえ、ようやくシューズを手にする(足に、が正しいでしょうけど)時が来て、感慨深かったです。
TVでは池井戸潤さん原作の「陸王」がTBSドラマで始まりました。
資金繰りに四苦八苦している、足袋の老舗会社の社長が、会社存続の危機を迎え、これまでの足袋製造の技術を糸口に、ランニングシューズ開発の事業を手掛け、大手スポーツメーカーとの競争に挑みます。
実業団選手とシューズメーカー、靴作りに関わるシューヒッター・・・。
企業とスポーツとの、「お金」を介しての利害関係、零細企業が起死回生を図る人間模様などを池井戸さんが緻密に調べて、書き上げた傑作です。
「(この小説は)フィクションなので、モデルはない」と池井戸さんはコメントされていますが、往年の名ランナー瀬古利彦さんとアシックス時代のシューヒッターの三村さんが、小説の素材の一端を担っているような気がしてならないです。
ドラマはともかく、「現代の名工」のシューズを履けること、光栄です。
11月の大阪マラソン、ミムラボシューズで駆けさせていただきます、三村さん、ありがとうございました!