「生活習慣病と奥歯の欠損」の講演会。
- 2018年05月14日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
週末は好天続きの反動で、強い雨が降り、足元が悪いなかでの外出になったのではないでしょうか。
先日、大阪口腔インプラント研究会の講演会に参加してきました。
題材は武内博朗先生による「「生活習慣病を予防する歯科補綴への取り組み」。
奥歯が失われると、とにかく咀嚼能力が落ち込み、「食べにくい」状態なります。
神奈川県で開業されている武内先生は、患者様の食事内容を問診でたずね、外科治療などを行うにあたり、その前後に食育指導をされるとのこと。
長く付き合っていく患者様に、糖質偏食にならないよう、反復して説明していくそうです。
奥歯欠損に対して、部分義歯なり、インプラントなり、装着を施すことで、サルコペニア(骨格筋減少症)に移行させないというお考えを提言されていました。
日常、患者様の食材内容まで踏み込むことは、なかなかないので、お聞きすること自体が斬新でした。
柔らかい話術というのか、会場で笑いが繰り返される、楽しい講演でした。