おすすめ映画作品15。
- 2019年08月20日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
蒸し暑さは健在ですね。
朝方に「少し涼しいかな・・・?」と期待を抱いて、出勤すると、すぐに猛暑を実感します。
秋が訪れるのには、まだまだ時間がかかるような・・・。
今回は、久々のおすすめ映画作品です(前回は邦画の「64-ロクヨンー」でした)。
1991年アメリカ公開、「羊たちの沈黙」です。
連続殺人「バッファロー・ビル」事件の犯人を探し当てるべく、FBI研修生クラリス(ジョディ・フォスター)が、猟奇殺人犯として収監されている、レクター博士(アンソニー・ホプキンズ)を尋ねます。
「殺人犯の異常な心理を理解できるのは殺人犯」で、レクターが推理する独特な精神分析で、残忍な犯人像をあぶり出していきます。
レクターは優秀な医師でもあり、偏執した考えから異常な趣向を持っているのですが・・・。
クラリスが抱える、心の闇を告白させることで、捜査にさらに協力をする姿勢をみせつつ、拘
束の隙を突いて、レクターは脱獄します。
手に汗握る展開のなか、「バッファロー・ビル」犯の居場所を特定でき、クラリスは間一髪の危機を逃れることができます。
ラストにて、レクターは南米からクラリスに電話をかけてきて、冗談めかしながら、予告をしつつ、物語は終わります。
「卓越したサイコパス・ホラー映画」の代表作で、その年のアカデミー賞主要部門を独占する快挙でした。
主演女優のジョディ・フォスターが名声を確固たるものにしたなかで、アンソニー・ホプキンスの怪演は際立っていました。
レクターの異常性は、その後「ハンニバル」、「レッド・ドラゴン」など人物像に迫った続編を作製、公開されていますが、内容はこの作品が群を抜いていると思います。