おすすめ映画作品8。

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神戸市東灘区本山中町2丁目3-12
メゾン本山中町EAST1階

おすすめ映画作品8。

  • 2015年07月27日

220-1

 

220-2

 

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

暑いですよね、京都・大阪は気温35℃超えの「猛暑日」が珍しくなくなっていますね。

神戸は京阪よりだいたい2℃程度低めの気温になってくれているおかげなのか、まだビミョーに過ごしやすさを残せているような・・・。

どちらにせよ、やたら暑いのは変わらないわけで、少しでも涼しくなってほしいです。

今回は久々に紹介のおすすめ映画作品です(前回は「ベンジャミン・バトン」でした)。

1978年公開、マイケル・チミノ監督「ディア・ハンター」をお伝えします。

ロバート・デ・ニーロが主演し、ベトナム戦争を題材にした内容で、アカデミー作品賞に輝いています。

この映画の要所で出てくるのが、アトランダムに弾丸を込めた拳銃を、こめかみに突きつけて、引き金をひく、「ロシアン・ルーレット」です。

結婚式で集った仲間たちと、戦場で再会したのもつかの間、捕虜としてベトナム軍に捕らわれてしまいます。

ベトナム軍陣地で、敵兵士から「ロシアン・ルーレット」を強要されます。

辛くも、その苦境を打開するものの、その後、帰還しても、デ・ニーロから、以前のような爽やかさがまったく失われる、対称性がとてもうまく引き出されています。

若き日のジョン・カザールやメリル・ストリーブなど大物俳優が目白押しで出演しているのも、作品に華を添える形に・・・。

終戦後も帰国せず、ベトナムで「ロシアン・ルーレット」に奇跡的に勝ち続ける友人クリストファー・ウォーケンを母国に連れ戻すため、デ・ニーロがその「ロシアン・ルーレット」で対決するラストシーン。

人間性をも崩壊させてしまう、戦争の狂気をしっかり描写していると思います。

戦争の悲劇を通して、心の闇の部分があくまで淡々と映し出されている、この作品、機会があれば、是非観て下さい。