テック(TEC:仮り歯)作り。
- 2016年07月4日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
7月になり、1年の半分を超えました。
雨のほうは、降り出すと激しい勢いで続きますが、そうでなければ「猛暑の始まり」ですね。
尾鷲市では38.6℃を記録したそうで、これからますます暑くなっていくわけです・・・。
にしクリで治療の際に、頻繁に登場するのが、「テック」です。
前歯はもちろんなんですが、奥歯にしても、虫歯で切削して、噛みづらいのでは・・・?、と考えた場合は、その場で早急に作製、お口のなかに装着(正確には仮り着けです)していきます。
即重レジンを用いて、指先でこねた「お団子」状態から作り上げていくケースと、もともとの歯並びを型取りしておいて、レプリカを作っていくケースが主です。
1本なら短時間で作りますけど、ボクや家内らDr.だけではなくて、衛生士さんにもお願いして作製することもあります。
衛生士さんのなかでも、前歯6本をお団子から15分で仮歯完成に導く方もおられたり・・・、でなかなか侮ることができない、また、おろそかにできない作業だともいえます。
要は患者様にとっては、治療によって「歯を削られたままの形」ではお困りになられるので、治療期間も少しでも機能回復を図れたら・・・、の思いからなのです。
最近は新しく加入された衛生士宮川さんに診療終了後にテック作製の練習を、模型を利用して行っています。
こういうことは何事も「数をこなす」ことが上達への近道ですからね。
エネルギーが必要で、地道な内容ではありますけど、手を抜かないことが大切です。