世界陸上、マラソンニッポン男子惨敗・・・。
- 2015年08月24日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
お盆が過ぎると、急に夜間涼しくなってきました。
寝苦しさは解消されたものの、日中との温度差が大きくなって、体調崩しそうです。
油断すると、夏風邪をひくので、気持ちを緩めないようにしたいです。
先日から2年に1度開催の世界陸上が北京で開催されています。
男子100mではウサイン・ボルトが、2大会連続で、「人類最速」の称号を保ちました。
本調子でないなかでも9秒79、さすがです。
また、注目(ボクだけでしょうか・・・)の男子マラソンも早速、行われました。
猛暑の北京でのレース、序盤はスローで選手たちがお互いけん制し合いながら、ペースの上げ下げが頻繁に繰り返されていました。
そんななか、ケニア・エチオピアなどのアフリカ勢は終始主導権を握り、集団を淘汰させてしまう戦術をとっていました。
35kmを過ぎてからの終盤に、エリトリアの19歳、ゲブレスラシエが抜けだして、初優勝。
日本の藤原正和・前田和浩の両ベテラン2選手は、中間点付近までにすでに脱落していました。
お二人とも34歳、マラソンは経験がものをいう競技ですが、世界大会で戦うには、ハンデが大きいです。
10年ほど前に、「駅伝がマラソンをダメにした」という本が刊行されたことがありました。
正月の箱根駅伝は、TVなどメディアを介して、脚光を浴びる大舞台ともいえる大会です。
大学生の競技レベルが格段に向上した半面、在学4年の間に伸びシロがとられてしまって、卒業後走り続けても、故障や「燃え尽き症候群」などで、マラソンに着手できない選手がたくさんいる、という弊害も・・・。
若手選手でマラソンの期待に添えるランナーが見当たらない現状を物語っていると思います。
マラソンは良い時も悪い時も、話題になる競技でもあり、またいつか(もちろん早いに越したことは・・・)、スター選手が出てきてほしいです。