古森教授の退官祝賀会。
- 2019年03月26日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
花粉の飛散が多くて、鼻炎が続いています。
暖かくなって、なおマスクの利用が必須になっている、3月末ですね。
先日、かつての職場であった、神戸大口腔外科教室の古森孝英教授の定年退官の祝賀会があり、出席させていただきました。
古森先生は、教授選を経て、1998年の年末に赴任されました。
当時、ボクは大学院生で、新しいトップの着任で、「これから医局はどうなっていくんやろう・・・」と楽しみと不安がない交ぜになったもんです。
「力があれば(実力ということです)、全然問題ないよ」が、先生の口癖というか、信念だったのでは、と。
研究面での学位も承認していただき、無事に修了しましたし、臨床で出向した病院口腔外科は、「体力部隊」のボクには適任の場所でした。
30歳前後の、能力が最も伸びていく時期に、どっぷりと様々なことを経験できたことは、後の自分、現在のボクの大きなアドバンテージになっています。
会場にはたくさんの教室関係者が集まり、終始和やかな雰囲気でした。
古森教授として20年の歳月の間に、横尾聡先生が2008年群馬大、梅田正博先生が2011年長崎大、渋谷恭之先生が2014年名古屋市大、と、3名の教室員が教授になられました。
3人の先生はボクの身近でハンパない努力をされておられた先輩がたで、教室にとっても輝かしい業績です。
会の終わり、先生のご挨拶があり、家内と共にお話を聴き入りました。
古森先生は最後まで同じスタンスで、冷静な方でした、まさに紳士でした。
先日の全国公募の教授選を勝ち抜いた、神戸大教室の新しい教授も、後輩でもある明石昌也先生に決まり、古森門下生4人目の教授が誕生しています。
おめでたい話です。
古森先生、本当にお世話になりました、ありがとうございました。