心電図のモニター。
- 2016年05月23日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
晴天続きの週末で、感覚的にはやはり暑さが先立ちます。
先週はまだならなかった、半袖オンリーで1日中通してみたら、普通に過ごせました。
日常の歯科診療で高血圧や糖尿病、心臓疾患を有している患者様に立ち会うことは、何度もあります。
中高年の方を診させてもらうと、「10年ぐらい前から○○(病名です)があって、□□(お薬の名前です)をずっと服用してます」、と語ってくださるパターンに出会う割合が高いです。
短時間で、比較的ご本人へのストレスもなく、終了する処置であれば、あまり構えずに治療に入っています(例外もあります)。
でも、抜歯や血が出る処置(外科的な対応です)、局所麻酔で抜髄(歯の神経を取る)といった際には、これ結構バイタルサイン(血圧・脈拍・呼吸数・・・など)に変動あったりします。
「チョット、心配やな・・・」と感じたら、処置前に血圧を測定して、そのうえで心電図モニターを装着することにしています。
心筋梗塞や程度の強い狭心症、不整脈の方の波形は独特ですけど、どちらかというと、処置中に波形の変化が現れることをチェックできるのが大きいです。
救急用の薬剤を使用することは願い下げたいところです、とはいえ、もしもの時に対応できるように揃えてはいます(本当に使いたくないですけど)。
うちのクリニックはCOLIN(コーリン)製ですが、心電図を映し出す波形の音がリアルに大きく、かえって生々しさを感じます。
担当の方にボリューム調整ができるのかを尋ねたところ、「一時的に消音できるものの、消し忘れ防止のために、2分で再開して鳴ります、ボリューム調整はないです」と言われました。
音は感覚的には大事な信号ですものね、バタバタしている時は、おおいに参考にできますから・・・。
これからも処置のなかでの強い味方になってくれるはずです、心電図モニター様、よろしくお願いします!