患者様に重いアレルギー症状が出たら・・・。
- 2019年05月13日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
10連休の余韻もようやく、なくなりつつあります。
生活サイクルにしばらく違和感というのか、エンジンがかかりにくいというのか、が続きましたけど・・・。
にしクリに訪れる患者様で、問診票記載やチェアサイドでのやり取りで、アレルギー既往を述べられるシーンに多く遭遇します。
実際、治療中にアレルギーを起こす可能性があるのか、ないのか、は本当にわからないと思います。
有病者の方で、負荷のかかる治療(難抜歯や局麻での長時間かかってしまう処置)では、事前に点滴で静脈路を確保しておいて、注射薬剤を投与します。
けれども、突然に使用した薬剤などで容体が急変したら、点滴針を刺すにも、血管が縮こまっていて、時間が足りない状況になります。
「エビペン®」という注射薬剤があるのですが、筋肉注射で太ももや肩に打ち込む形になるものの、一刻を争う際は、この方法で対応です。
医療現場では薬剤や医療材料、他に学校では給食の食材によるアレルギーも重症化に直面する場合があるわけで、常備しておくことは、とても大事ですね。
このエビペン®、長らくファイザー製薬が販売しておりましたが、昨年マイランEPDに移管されています。
「ER」に直面したくはありませんが、何かあった際に、迅速な対処ができるような用意はしておkたいものです。