新年の外傷処置。
- 2019年01月8日
あけましておめでとうございます、にしまつ歯科クリニックの西松です。
2019年が始まりました。
5月1日より、平成から新元号にバトンが渡される訳ですけど、昭和生まれのボクにとっては、通算2度目の歴史変換を体験することになります。
いい意味で様々な事に期待をしたいと願っています。
にしクリの新年は、5(土)のスタートとなりました。
年末の大掃除を経て、綺麗に施した診療室で治療に臨むのは、気分のいいものです。
転倒や衝突でお口をケガされた、複数の方の処置もありました。
クチビルや舌の裂傷なら、縫合して閉じます。
止血が一番の目的ですが、審美的修正など、もちろん他の理由もあります。
粘膜部ならやや細めのナイロン糸や絹糸も使いますが、皮膚への貫通創ならば、内層縫合に「バイクリル」など吸収する糸も駆使します。
また、歯の動揺があるようならば、ワイヤでの固定を行うことになります。
期間は3週間前後で、ワイヤを外した後もしばらくは経過を確認するため、レントゲンを撮影したり・・・。
噛み合わせがずれていたりすれば、顎の骨折を疑い、はっきり確認できれば、早急に自身が勤めていたような病院口腔外科へ紹介受診とします。
入院や全身麻酔での手術があるからです。
子供さん、現役世代の働き盛りの人、高齢者の方、いずれの年代もケガは常について回るものです。
外傷患者様が来院された際、出血などへの対応が早くに必要であれば、優先して治療を行うため、予約の方より順番が逆転することがありますので、ご了承下さい。
本年もよろしくお願いいたします。