柔道、阿部兄妹
- 2021年07月27日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
気温35度前後の猛暑、続いています。
沖縄・石垣島を直撃していた台風6号は、本州への上陸を避けられましたが、次の台風が発生し、悪天候の心配は常にある状態です。
東京オリンピック、様々な競技で熱戦が繰り広げられています。
午前診療が終わっての昼休みに、何気にテレビをつけると、試合の模様が映し出されていて、コロナ禍での開催の重みを感じます。
柔道では神戸市出身の阿部一二三選手と詩選手兄妹が、同日金メダル獲得の快挙を成しえました。
一二三選手は神港学園、詩選手は夙川、各々高校生の頃から、世界大会での優勝を経験しており、その強さは折り紙つき。
お二人とも最軽量から2番目の階級で、同日にトーナメントが行われるのも巡り合わせだったのかもしれませんね・・・。
初戦から確実に勝ち上がっていき、ゴールデンスコアによる延長を含め、盤石の強さで、時間差の優勝を飾られました。
昨年末の代表選考会で、一二三選手が丸山選手との激闘を制してから、自らを鼓舞するかのように、公の場で「兄弟で金メダルを獲ります」と常々述べてきたことをそのまま達成されました。
「有言実行」、どんなジャンルでもなかなか形にできない、難しいことだと思いますが、逃げ場のない大舞台で、ご兄妹でそれを体現されたこと、素晴らしいですね。
ご両親がインタビューを受けられていましたが、とても若々しくて、子供さんのことを最後まで揺るぎない信頼を寄せておられたことが印象的でした。
コロナ禍で自粛と制約がかかる毎日のなかで、前向きになれる一報でした。