歯内療法の講演会。
- 2018年02月26日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
暖かくなってきました、厳冬は峠を越したかも、ですね。
もう少し我慢すれば、春が訪れそう、というにはまだ先でしょうか。
先日、東灘区、灘区、中央区との合同講演会が開催されましたので、ご報告させていただきます。
年に1回行われる、この講演会、今回は大阪大学歯学研究科の木ノ本喜史先生による、根管治療のお話でした。
「1本の歯を守るために考えるべきこと」のタイトルどおり、いかにして歯を長期にわたり、残せるのか、をテーマにした内容でもありました。
深い虫歯で、痛みがあまりに強い場合は仕方がないものの、できることなら歯髄(歯の神経)は保存しておきたいものです。
なぜか?抜髄=歯の神経を取る、と確実に歯そのものが弱ってしまうからです。
木ノ本先生は、歯が弱ってしまう、その状況を少しでもよい条件にしておくことはできないものか、を経験則に基づく観点でお話してくださいました。
著書を何冊も出版されており、様々な会場で講演されているだけあって、シンプルかつ、まとまった話術で、聴いている人を惹きつけておられました。
根管治療に利用するアイテムも多く教えてくださり、非常に勉強になりました。
予定の2時間は、あっという間に過ぎ去り、有意義な会となりました。
懇親会でもいろいろとお話をうかがうことができ、勉強になりました。
木ノ本先生、ありがとうございました。