福岡国際マラソン、吉田祐也選手優勝。
- 2020年12月8日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
いろいろなことがあった2020年も、あと1か月を切りました。
まだ厳しい寒さには至ってないけれど、新型コロナ感染の動向とは切り離せないだけに心配ですね。
先日、福岡国際マラソンが開催されました。
「国際」の冠がついているだけに海外から多数の有力ランナーが参戦してくる大会ですが、今年は国内実業団所属の外国人ランナーが主で、例年と異なる様相でした。
東京五輪のマラソン代表がすでに決まっているとはいえ、次の「パリ五輪」に向けて、日本人選手にとってはアピールできる機会でもあったり・・・。
「本当のマラソンは、後半30㎞からレースが始まる」と言われていますが(ボクはいつも30kmぐらいから失速します(笑))、その言葉通り、展開が変わっていきました。
集団からスルスルと抜け出して、独走したのはGMO所属の吉田祐也選手。
今年正月の箱根駅伝の4区で区間新記録を出した実力者です。
力強いフォームは最後まで崩れず、2時間7分5秒の好タイムで優勝しました。
吉田選手は青山学院大の駅伝で補欠枠からあと少しの段階でメンバー入りできないまま、4年生最後の箱根で激走した経歴があります。
競技は大学で引退し、一部上場の一般企業に就職予定だったのですが、卒業前に出場した別府大分マラソンで2時間8分台をマークし、実業団入りを決断したそうです。
フィールドは違っても、競争集団のなかでの悔しさを何度も味わっている人なだけに、ものすごくチャンスを大切にしている様がうかがえます。
パリ五輪のマラソンに出てほしいです。