箱根駅伝2022。
- 2022年01月4日
あけましておめでとうございます、にしまつ歯科クリニックの西松です。
2022年が幕開けしました。
コロナ禍に振り回された旧年中、ようやく沈静化の兆しを見せてきている、秋以降の流れをなんとか維持してもらいたいものです。
お正月のビッグイベントとなった箱根駅伝。
年々、高速化が顕著となってきています。
今年は、往路の3区から本命の青山学院大が抜け出し、山登りもトップで駆け抜けました。
翌日の復路も、青学は6区スタートから崩れることなく、山を下りきり、その後も3区間で区間賞、うち2区間が区間新、という素晴らしいレースで総合優勝しました。
原晋監督は就任が2004年だそうですが、初優勝から8年間で6度の箱根制覇を成し遂げています。
今回も出場している10名も含め、登録メンバー16名全員が10000ⅿ28分台という盤石の選手層を誇っていました。
個人記録でこれだけの人数が揃うチームは、実業団の陸上部でもなかなかないです。
箱根駅伝は視聴率30%前後の日本テレビの看板番組ですが、大学にとって絶大なPRができる、これほどのコンテンツはないわけで・・・
お正月のお茶の間を通して、大学名を認知してもらえる機会を生かせるよう、学校をあげて「箱根出場」をバックアップする構図がみられます。
山梨学院大、上武大、東京国際大、創価大・・・、今回は駿河台大が史上44校目の初出場を果たしています。
青学のような、長く世間に評価されている名門校でも、さらに大学を飛躍させたい意気込みがひしひし感じます。
これだけ記録が向上すれば、故障と背中合わせで、各選手のレース中のブレーキや長期離脱も、本当に紙一重のなかで勝負に臨んでいることは、想像に難くないと思います。
「箱根から世界へ」、東京五輪でも多くの長距離ランナーが箱根経験者であり、これからも多くの若者が怪我なく、飛躍していってもらいたいです。