顎関節症の講演会。
- 2023年06月27日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
時折、激しい雨が降っては、短時間で収まるお天気に遭遇します。
沖縄や奄美といった、九州以南はこの時期に梅雨明けするのが定番ではあるのですが、近畿地方はまだまだですね。
先日、顎関節症での嚙み合わせ治療のお話に参加してきました。
岡山大学窪木拓男教授、インプラント分野でも嚙み合わせ部門で、主要な学術学会で登壇あれる大家的な先生です。
顎関節症を呈している方は、御本人が気づいておられないレベルも併せると相当数おられると思います。
開口量、開口時の痛み症状があっても、日常生活において支障がない範疇ならば、「そのままで放置しています」になっているのが、よくみられる光景です。
実際、機能的にお困りなければ、未治療・未受診が間違いとは決していえないと位置付けられます。
ですが、これらの所見に嚙み合わせ改善を目的とした治療を施す際に、状態を見極めてかぶせ物(クラウンやブリッジといったものです)を装着していくことがポイントと話されていました。
顎関節症の原因は一口にこれだ!と決められるものが少なく、同じ側で噛み続ける、頬杖や「横寝」、集中している際の食いしばり、など様々な要素が組み合わさって発症することが多いです。
2セッションで計3時間におよぶ長丁場、窪木先生にわかりやすく話していただきました。