口腔外科学会。
- 2017年10月24日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
週末の台風21号はすごかったです、神戸も嵐に見舞われて・・・。
歩行者が吹き飛ばされていくんじゃないか、と思うぐらい、激しい風雨に襲われました。
その天候のなか、京都で開催されていた日本口腔外科学会に参加してきました。
専門医の単位を修得する目的で、ミニレクチャーなどにも登録していたので、朝早くから会場の京都国際会館に入りました。
医局時代の先生がたは、あちこちで発表されていましたが、若手ドクターでも、ボクが同じ年代の頃だったら、一人では何もできないような、レベルの演題を出されていました。
興味深かったものは、三叉神経痛や非定型顔面痛に対する薬剤選択で、従来のカルバマゼピンや鎮痛剤で効果が今ひとつ、のケース。
代表的なカルバマゼピンなどは、眠気発現など副作用が生じたりで、長期にわたる服用では車の運転に支障をきたすこともみられるため、日常生活に制限がかかることもあります。
にしクリでも何人か長期にわたる患者様がおられ、脳外科や神経内科の先生に精査依頼しつつ、こちらで対応することもあります。
規模が大きい学会ですので、あまり振り回されないよう、いつも「何か一つだけモノにして帰ろう
と意識付けして、参加しています。
帰る頃には、さらに雨脚が強まっていたので、早急に古都を立ち去りました。
もうちょっと、京都を満喫したかったです・・・。