報徳高陸上部鶴谷先生のご逝去。
- 2018年02月5日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
厳しい寒さは変わらないですね、最低気温氷点下が連日続いています。
例年に比べ、「きわめて寒い冬」(冬だから当然なのでしょうけど)になりました。
先日、兵庫県の高校陸上長距離界をリードしてきた、報徳学園の前顧問である、鶴谷邦弘先生が亡くなられました。
ボクも含めた、80年代に長距離を志していた学生なら、トラック・駅伝を通して、躍動していたグリーンのユニフォームは目に焼き付いていると思います。
「なんで、こん強いのやろう・・・」、高校生だった当時、うらやましく感じました。
鶴谷先生のイメージは、声が大きく、陽気で、豪快・・・。
自校の生徒を強くしたい思いが、正月2日の須磨海岸寒中水泳、合宿中の深夜にたたき起こして大声で歌唱させる、10m高さからプールに飛び込む、などいろいろなアイデアを実行に移しておられました。
全国高校駅伝の3連覇というのは、報徳と2000年代に仙台育英が達成しています。
長い歴史のなかで、2校しか成し遂げていないわけですから、本当に偉業です。
90年代に入って西脇工、21世紀になると須磨学園が台頭して、かつては想像もできなかった、「駅伝の県大会で報徳3位」が定番になっていました。
鶴谷先生のご逝去もですが、「時代の流れ」を感じます。
まだ73歳、定年後、他大学の陸上部顧問をされておられ、まだまだ指導者として、必要不可欠な存在の方だったはずです。
ご冥福をお祈りいたします。