張本君と伊藤さん。
- 2018年06月11日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
近畿地方も梅雨入りとなり、早くも台風の接近がみられています。
崩れそうで崩れない空模様が続いていますけど、降り始めれば激しい雨になりそうですね。
日本で一番、卓球が強い選手は?、
男子ならちょっと前だと、水谷 隼さんだったのですが、今は張本智和君ですよね。
日本選手権で9連覇中の第一人者の水谷さんに完勝し、優勝を飾ったのは今年の初め。
14歳の中学生が国内だけでなく、世界で対等に戦っていること自体、ひと昔前なら信じられない出来事です。
先日のジャパンオープン荻村杯でも、五輪金メダリストの中国選手たちを撃破し、頂点に立ちました。
女子では、石川佳純さんが代表格だったのが、現時点なら伊藤美誠さんに変わっています。
同じく荻村杯で強豪に競り勝ち続け、初優勝を果たしました。
伊藤さんの準決勝というのが、0-3の絶対不利な戦況から、4ゲームを連続奪取しての逆転勝ち。
「追い込まれてから、開き直って、自分で状況を打開する」、言葉で表現する以上に難しいことです。
バックハンドのレシーブでも、相手選手がどうすることもできなぐらい、難易度の高い技を繰り出して、試合に出るたびに強くなっている印象です。
二人とも、幼い頃から鍛え上げられていたことや、10代前半の「ゴールデンエイジ」でのトレーニングで、ボールに対して驚異的な反応力を身につけていったこと、など、強さの根本的な理由が取り上げられていました。
先に挙げた精神的な強さも加え、様々な要素を兼ね備えている、「日本の若者」が世界を席巻してくれていることは、頼もしい限りです。