子供さんの局所麻酔。
- 2018年12月26日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
いよいよ2018年もあとわずかになりました。
寒さは本格化し、厳しい冬がやってきそうな気配です。
先日、新聞にて、福岡県の歯科で2歳の小児の方が、治療中に局所麻酔による中毒で死亡した、という記事が出ていました。
50分ほどの虫歯治療のなかで、数か所の歯肉粘膜に麻酔注射を施して、切削を行っていたようなのですが、まだ亡くなられた直接の原因が確定できていないようです。
子供さんの虫歯治療のデビューは、おおむね2歳半を過ぎてからのケースが多いです。
治療を施すために時間的に「待てる」余裕があるなら、この年齢のスタートが゙妥当ともいえます。
実際、アレルギーの既往があるのかないのか、問診の段階ですべてを正確に把握できるのか?はとても至難だと思います。
2歳の子供さんの治療は別段珍しいことでもないため、今回の事故は対岸の火事では
ないです。