阪神・淡路大震災27年。
- 2022年01月18日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
お天気が良くて、陽光あふれる昼時間帯でも、「寒い!」の体感が勝るほど、冬らしい毎日です。
日本海側は断続的に大雪が降って、交通機関のマヒや学校・会社の行動制限を余儀なくされる状況は早期に打開してもらいたいですね。
1月17日は27年前に阪神・淡路大震災が発生した日です。
何年経っても、あの時、あの瞬間に遭遇した衝撃は、地震・2次災害を含めて、忘れられないです。
5時46分に、ものすごい揺れに襲われた後、仕事が休みなのかどうかもわからないまま、つながらなくなった固定電話を頼れず、職場に向かいました。
仕事場の神戸大病院は、救急部に次々に搬送されてくる負傷した方や。1階の総合受付に、被災された、たくさんの方がおられました。
普通の日常が完全に分断された世界を見たのは、これが初めてでした。
友人や患者様にも被災した方がおられ、とても悲しかったです。
ボクの場合、父親の職場が全壊し、猛火に巻き込まれることはなかったものの、心身や経済面で通常のサイクルに戻るまで、かなりの時間を要しました。
27年という歳月を経ると、大震災を知らない世代が増えているのはやるせなさもありますが、若い方々には災害の凄まじさというものに、少しでも知識を得てもらいたい、と真摯に思う次第です。