インプラント講演会に参加しました。
- 2022年06月28日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
梅雨明け宣言が近々出されるようで、2週間程度の期間で、とても短かかったです。
雨が降らず、とにかく暑い。
群馬県で6月に40度越えを記録し、尋常ではない暑さです。
先日、大阪インプラント研究会の講演会に参加しました。
今回は東北大学分子・再生補綴学の山田将博先生の、「かたちと硬さによる組織再生の制御」でした。
山田先生はインプラントに限らず、歯を支える骨イコール歯槽骨が吸収シテシマッテイルケースでは人工骨やメンブレン膜といった材料を用いる場合があります。
2000年初頭から、もう20年以上にわたって、喧々諤々と論議されていますが、いまだ最も良い材料は「自家骨(自身の他の箇所の歯槽骨)移植」だということです。
もちろん、使いたい範囲が広すぎる場合は、その限りではなく、一概には言えないものの、決定的に信頼できる人工材料はいまだ出ていません。
山田先生は、インプラントを埋入される患者様自身の骨や歯根膜などを利用して、インプラントを生着することは可能か、試行錯誤されながら、様々取り組んでおられることを話されていました。
インプラント自体はメーカニよるオリジナリティはありますが、ほぼ横並びで、日本国内での市場に出回るものに、そうそう間違いはないです。
早くすべての患者様に共通して埋入できる、良質な再生材料が出てほしいと、切に願っています。