他院でインプラント治療を受けられた患者様。
- 2022年10月11日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
暑さはどこかへ飛んでいってしまったぐらい、肌寒さを感じる週末でした。
10日ほど前は気温30度超えの日があったというのに、落差が激しいです。
状態不良の歯が抜歯になって、欠損した箇所に行う治療として選択肢の一つになる、インプラント。
保険外診療で、埋入すれば、その時点から患者様とのお付き合いが始まるため、定期的なメインテナンスを是非、とお願いすることになる、と思います。
最初から最後まで、治療を受けたクリニックに通院してもらえることが、理想ではあるのですが、患者様の転勤や体調不良、診療所の閉院などで、離れてしまうケースもみられます。
他院でインプラント治療を行った患者様が、「かぶせ物が外れた」、「長く治療を受けていなくて、診てほしい」といった理由で、にしクリに来院されることも珍しくないです。
埋入後5年や10年、あるいはそれ以上に時間が経過していて、診療所が廃院していたり、であると、メーカーも特定できない事態になります。
保険外であるがゆえの、「保証期間」も存在し、やはり、事前にルール決めがあることを承諾されていることは大事です。
何も情報がわからない場合、「お手上げ」で治療はできない、という事態に・・・。
近隣の老健施設の介護士の方から、「寝たきりの入居者が、インプラントされており、口腔ケアができないのです」といった質問もあります。
非常に頭の痛い問題で、今後もさらに増えていくと思われます。