花粉症改善薬の副作用。
- 2023年04月11日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
新入生や新入社員とおぼしき方々が岡本・本山界隈を闊歩する姿が見受けられます。
人生の新たなスタートを切っておられるんだな、と実感する一幕ですね。
花粉症患者様に処方される「シダキュア™」舌下投与の副作用で、歯科領域に関わる注意喚起が出されています。
舌下投与後の状態で、抜歯など外科処置を行った際に、傷口に「シダキュア™」残存成分が侵入すると、口底粘膜が腫れあがって、窒息するリスクがある、とのことです。
「シダキュア™」は2019年発売された、比較的新しいクスリで、用量の多少はもちらんありますが、5歳から舌下投与可能となっています。
矯正治療でのワイヤの粘膜損傷でも副作用発現の事例もあるようで、投与の年齢層が子供さんに及ぶものなので、やはり注意が必要です。
旧知の耳鼻咽喉科先生にお訊ねしたところ、花粉症による主訴で関わる科(耳鼻咽喉科、小児科アレルギー外来など)では、ほぼ処方されていると言われていました。
先日、岸田首相が、「花粉症はいまや国民的事案」と発言されていましたが、ボク自身も数年前から症状見受けられたりで、本当に近い存在の疾患に挙げられています。
事前の問診でさらにお訊ねしていくことになりますね。