歯の治療の中断・・・。
- 2015年08月17日
こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
お盆はひっそり訪れ、あっという間に過ぎ去っていきました。
今年は戦後70年で、例年以上に第二次大戦の内容を取り上げた新聞記事やTV番組が多かったです。
割合では日本の大多数を占める、「戦争を知らない人たち」に「戦争を知ってもらう」ことが目的の一つでもあったのだと思います。
先月でしたか、治療の途中で来院されなくなった患者様のなかで、一部の方に「その後、どうなっておられますか」的内容のはがきを送らせていただきました。
時間がないなかでも、なんとかやり繰りして、予約をとっていただいておられたのが、ある1回のキャンセルがきっかけで、来られなくなる、などのケースです。
初診、再診に関わらず、朝早い時間や診察終了間際に来院、他に虫歯があっても、主訴である歯だけの治療を希望される、いわゆる「飛び込み」の方などの場合は、除外させてもらっています。
開業地の影響で、にしクリの患者様では、サラリーマンやOLのバリバリの働き盛りの方の受診が多いです。
診療中に何気に交わす会話のなかで、「仕事の拘束で、受診できる時間に限りがある」というものが、頻繁に登場します。
ボクらも出来る限り、その声に応えようと、アポイント時間を調整しながら、診療を進めていくようにしています。
はがきを投函しての反応はある意味、特徴的でした。
約6割を占めたのが、お引っ越しや転勤による、「移転」された患者様。
転居先に郵送されてから、電話で「すいません、東京(神奈川、千葉、埼玉といった首都圏)に異動になったんです、治療は行けてないんです・・・」と連絡していただいた方、10名ほどおられました!
その他、転居先不明ではがきが舞い戻るケースも目立ちました。
歯の治療が中断して、そのままになっていて、いいことはほとんどないです。
図のような、詰め物・かぶせ物の型どり前後であれば、歯が欠けたり、咬み合わせの相方や隣の歯が動いて、入らなくなったり。
歯の根の治療の途中であると、根の先にバイ菌が繁殖して、余計に治療回数がかかることになります。
電話をいただいた患者様全員に、「是非、早いうちに、お近くの歯医者さんで続きの治療に受けて下さい」とお伝えしました。
診させていただいた歯が、長きにわたって保ってもらいたいですね。