AEDの講習会。
- 2018年05月7日
長い休みとなった、ゴールデンウィーク、いかがお過ごしたでしょうか。
幸いにも連日、天候に恵まれ、行楽に十分貢献してくれました。
先日、クリニックでAEDの講習会を行いました。
AED、最近はよく耳にする言葉になっている、と思います。
Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器。
心停止の際に、この機器が自動で心電図解析をしてくれて、ボタンを押して、電気ショックを施してくれるわけです。
身近な所では、ショッピングセンターや学校、ホテルといった、公共の場に設置され、人命救助のパーツになっています。
にしクリでも、以前にAEDを導入した当時から、早く練習の場を設けよう、ということで、今回、実習を兼ねた会を開きました。
導入した旭化成ゾールメディカルのAEDをもとに、東洋テックの当院担当の安藤さんにレクチャーをしていただきました。
前半はAEDの内容を簡潔に、ボクもアシストする形で、プロジェクターを用いて、プレゼン形式で。
後半はスタッフの方々にマネキンを介しての、シュミレーションでのAED扱いを行いました。
実際、AEDに触れることは、めったにないことなので、心臓マッサージとAEDの取り付けを一人一人に依頼しました。
心臓マッサージ30回+人工呼吸2回の1セットは、思った以上に汗が出ます・・・。
1時間を超える会になりましたけれど、中身の濃いものになってくれました。
患者様の心停止は、日常診療で決して起こってもらいたくないです、しかし、いざという時の備え、一助にAEDの設置はとても重要なことを再認識できました。